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わんだふるkkk岡田のレビュー

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プロフィール / レビュー数:3 / 1ページ目

はにかみトライアングル (電撃文庫)

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カテゴリ/発売日
本/2005-04
感想 98点
主人公の水上弘司のもとにいきなり、女の子が3人現れます。
3人の女の子はそれぞれ訳ありで、さらに主人公に好意をいだいています。
そのため3人はライバル(恋の)になってしまい、それに振り回される主人公
がちょっとかわいそうです。
一緒にご飯を食べたり、一緒に寝たり、一緒に学校に行ったりと学園ものの王道(?)パターンではありますが、ほがらかでとてもいい本じゃなかと思います。


(2008-07-17)
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セキララ!! (ファミ通文庫)

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カテゴリ/定価/発売日
本/648円/2008-02-29
感想 98点
なにより、主人公の過去の設定がおもしろいです。
そこに色々と関わっている人達も楽しいです。
イラストの京極しんさんの絵もすごく魅力的でした。
続きが気になる本だし、起承転結もはっきりしています。
ヒロインはすごく純粋な性格で、主人公は普通の高校生(過去以外)で
した。愛着がもてます。
オススメの本のひとつです。
(2008-07-16)
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旅に出よう、滅びゆく世界の果てまで。 (電撃文庫)

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カテゴリ/発売日
本/2008-03-10
感想 98点
 「もし自分が居なくなった後、痕跡を何一つ残せないのだとしたら、どうしますか?」
 この時代の世界には喪失病という病気が蔓延しています。喪失病にかかるとまず名前が消え、次に顔が、そして色、さらに影、最後に存在が消える病気です。感染する理由、治る方法は分からず、進行速度は人それぞれに違いますが、存在が消えてしまった人間は「居なくなった」ことになり、その人の存在を示した痕跡は何一つなくなってしまうのです。
 そんな中、主人公とヒロインは喪失病に感染してしまいました。喪失症の第一段階である名前を失ってしまった主人公の少年と、ヒロインである少女は、住んでいた町も学校も放り出して、一台のスーパーカブに乗り旅に出ます。目的地は世界の果てまで。それは目的地のない旅であり、たどり着くかは分からない旅です。しかし互いに居なくなったその日が来ても後悔しないように旅をやめようとはしません。
 記録と記憶を失った世界で旅をする、少年と少女の物語です。


 
(2008-03-29)
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