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デュエル・マスターズ DMD-24 TCG マスターズ・クロニクル・デッキ ボルメテウス・リターンズ


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カテゴリ/定価/発売日
ホビー/1944円/2015-08-08
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マドハンド 98 (2015-12-31)
昔懐かしのデッキタイプのリメイクにより古参プレイヤーの回帰をテーマとして発売された3種のデッキのうちの1つです。

「ボルメテウスコントロール」、通称ボルコン。TCGとしては比較的長い歴史を持つデュエルマスターズの中で、登場以来10年以上、愛され続ける1つのデッキタイプです。

それは自然を抜いた4色で構成される準ハイランダー(ボルホワとサポートカード以外は各カード1枚ずつ)という大胆な構成。準ハイランダー故に使いこなすのはかなり難しく、状況に応じた1枚を駆使してボルメテウス・ホワイト・ドラゴンへと繋げていきます。

簡単に何種類かカードを紹介します。

●ボルメテウス・ホワイト・ドラゴン
獅子猿氏による圧倒的存在感のイラスト、シールド焼却というを強力な能力を持つ言わずと知れたデュエマの代名詞的クリーチャー。今回は3枚、全てアルトアートでの収録です。
さて、ボルホワの持つシールド焼却能力。ボルホワの割った相手のシールドはそのまま墓地に置かれる。これは非常に極力ですね。自分は小学生時代、この能力の何が強いのかはさっぱり理解出来なかったです。相手のシールドを墓地に置くことに何の意味があるのかと。しかし今となってはその強力さが確かにわかる。
まず、割られたシールドは相手の手札に加わらないので、返しのターンでの反撃の手段を奪える。そしてシールドトリガーを踏まない。シールドトリガーというのはデュエマにおける最も重要なファクターです。これ1枚で勝敗が決まると言っても過言でない。それを無視して攻撃できるこのクリーチャーは無論、強力なわけです。
ただ、旧いカード故にスペックは高いわけではなく(焼却は強力ですが)スピードアタッカ―を持っていないので返しに除去され、能力を発揮できないこともたびたび。
故にハンデスや、希望と勝利の伝説による早期召喚などでサポートすることが大事になります。

●ボルメテウス・ブラック・ドラゴン
本デッキ限定の新規カード。
ボルホワを1コスト重くして、cip(出た時効果)で破壊効果を持たせたもの。非常に高いグッドスタッフ性をもったカード。
希望と勝利の伝説では踏み倒せないので、ホワイトとは使い分け。
1枚のみの収録なのでシングルで購入して増量するのも手。

●希望と勝利の伝説
本デッキ限定の新規カード。
火水の5マナで2枚ドローしてホワイトドラゴンを手札から召喚できる。4枚収録。
ホワイトを2ターン早く召喚できる。さらに2ドロー付きなので手札にホワイトがいなくてもワンチャンかけれる(腐らない)。遅いボルコンにおいては強力な呪文です。

●ボルメテウス・ホワイト・フレア
本デッキ限定の新規カード。
火光の5マナでトリガー付きの呪文。
相手の6000以下を破壊か、相手のクリーチャー全タップの選択。ボルホワがいれば両方使える。
ホーリースパーク宜しく、全タップは反撃の大きな契機となります。更に選択なので状況に応じては腐ってしまうスパークとは違い、6000という広い範囲で様々なクリーチャーを焼けます。
しかもボルホワがいれば両方選択できる。強い(確信)
5コスっていうのも注目で手打ちすることも容易。別にボルコンじゃなくてもコントロール系なら積極的に採用したい1枚。残念ながら1枚のみの収録。

他にもグッドスタッフ性の高いカードが1枚ずつ収録されています。無改造のままでも十分戦えますが、ボルブラやホワイトフレア、バジュラズソウルやパクリオ他にも好みのカードを抜き差しすることをオススメします。自然はいりません。

同時発売のロマノフやサバイバーに比べると使用難易度が高く、速度の遅さ故にもなかなか勝てないかもしれません。ですが、ボルコンの楽しみは状況に応じた1枚を選択し場面を切り抜け、ボルメテウス・ホワイト・ドラゴンの強さを魅せることにあります。それが最高に楽しい。デュエルマスターズは自由度の高さ故に様々なデッキタイプが氾濫しています。その中でも、もはや確立した1つのジャンルとなるボルコンをぜひ楽しんでください。

時代が進み、環境の高速化により衰退したボルコンを現代に蘇えらせる。その役目を担うのは貴方かも。







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2017-08-20 17:19:36